グナース族の「繋がりし者たち」を模した魔法人形。「ニンギョウツカイ」氏、渾身の新作。無個性で画一的な「繋がりし者たち」を現すために、没個性的な顔だちにしたらしいが、どこがどう違うのかはわからない

パイッサの幼生体。闘パイッサ用にバヌバヌ族が育てていたものだが、かつて交流があった時期に、ある薔薇騎兵の手に渡った。しかし、その騎兵が酒席での賭けに敗れ……巡り巡って行き着いたのが宝箱の中だったらしい

自称マンドラゴラの執事。元はキングトマトの執事だったが、雑な扱いに耐えかね出奔。だが、一人旅の途中でコンチネンタル・サーカスに捕獲され、働かされていた。その後、冒険者ギルドの調査員に救出された……らしい

エキドナを模した作者不明の魔法人形。その棺の裏側には、なぜか現代風の共通語で、「帰りたい一心で裂け目に飛び込むと、奇妙な船の中に辿り着いた。そこで私は眠れる美女と出会ったのだ」と文字が刻まれている

狩猟用のタカ。ディアデム諸島で出会った冒険者の腕を認め、狩りの相棒として選び、付いていくことにしたらしい。古代獣ひしめく危険な空域を独力で生き抜いてきただけあって非常に逞しく、獲物を見つける目は鋭い

ディープアイの幼生体。妖異学上の分類では、第十二位と最低に位置付けられるが、依り代となる「眼球」の持ち主が強ければ強いほど、成長後に力を発揮するという。果たして依り代が、羊の目か竜の目なのか、それが問題だ

ツインタニアを模したアラグ製魔法人形。南方大陸メラシディアの制圧を記念して、アラグ帝国魔科学省が子ども向けに製作した記念品らしい。リング状拘束具に至るまで、リアルに仕上げられている。またアラグか！

コロポックルの幼獣。かつて聖モシャーヌ植物園にて研究目的で栽培されていた草木綱コロポックル属の子孫。原産地は極東の島国「ひんがしの国」だが、生まれはシャーレアンだ。新たな住まいを探している

焔神イフリートを模した魔法人形。冒険者の手による焔神討滅を記念して、裁縫師ギルドが発表した戦勝記念人形。蛮神さえをも従えるというコンセプトが流行に敏感なウルダハっ子の心を掴み、一気に人気に火が付いた

嵐神ガルーダを模した魔法人形。当初、グリダニアでは敵対種族が崇める蛮神を人形とすることに、不謹慎だという反発があった。しかし、週刊「レイヴン」に厄除けに良いという記事が掲載されるや、大人気になったという

水神リヴァイアサンを模した魔法人形。マメット・タイタンに引き続き、元海雄旅団のトラッハトゥーム氏を特別顧問に起用。同氏が「こんくらい」と指示したバランスにより、水神の特徴的な身体のラインが再現されている

バヌバヌ族を模した魔法人形。鮮やかなグンド族のまじない師が、大らかなズンド族との友好を記念して創り上げた。輝く日射しのようなズンド族の羽根の色を再現するために、文字にするのもはばかられる材料を使ったらしい

超天才機工師、ネロ・トル・スカエウァを模した最高の魔法人形。最高にイカした武器、ガンハンマー「ミョルニル」も付属。お前の会社が売り出してるチャチな魔法人形なンざ、目じゃねぇンだよ、ガーロンドォ……

グナース族の「分かたれし者たち」を模した魔法人形。あるグナース族が任務中に、人が連れていたマメットを目撃。これに感銘を受けて、製作したという。以降、このグナース族は「ニンギョウツカイ」と名乗るようになった

冒険者ギルドが、エオルゼアの新生を祝して用意した魔法人形。「暁の血盟」の賢人、ヤ・シュトラをモチーフにするにあたり、某ルヴェユール家の御曹司が記憶を頼りに描いた緻密な人物画が参考にされたという

怖くて可愛い魔法人形。「逆さの塔」を守らせるために、シャーレアンの偉大な魔道士が人形に魔力を込めて造り上げた。なお、当初は頭髪がなかったが、あまりに不気味だったため、植毛するなど手を加えたらしい

幻想的な光を放つ青い蝶。魔大戦が巻き起こった時代、その羽根に魔力回復を妨げる効能があったため、対魔道士用の毒物を作るための錬金素材として重宝されていた。その時代に乱獲されたため、現在、棲息数は少ない

老賢者マトーヤが、トードに魔法をかけることで創り出した使い魔。50年以上に渡り忠実に働いてきたが、この程、広い世界を見て回りたいと主に願い出た。これをマトーヤが受け入れ、光の戦士とともに旅することになった

古代獣ホアハウンドの子狼。月光に似た冷たい青の毛並みを持つことから、伝説の幻獣、月狼「フェンリル」の名で呼ばれることも。狼どもが凌ぎを削る「ウルヴズジェイル」で育てられているため、幼くも気高く猛々しい

幼竜を模した魔法人形。モーグリ族の職人が、人の技術を学ぶ過程で造り上げたもの。弱冠30歳の若き竜、カル・ミークをモデルに、リアルな質感を再現するため、脱皮で剥がれ落ちた本物の鱗を利用して造り上げた

氷神シヴァを模した魔法人形。各都市にて蛮神を模した魔法人形が製造されていると知った異端者たちが、それならば我らもと意気込んで作り、製法を公開。信仰心の成せる技なのか、物凄く愛らしい表情をしている

二本脚で歩く謎のブタ。マンダヴィル・ゴールドソーサー内のカフェテリアで、無銭飲食をしたため、捕縛され景品にされることになった。だがしかし、このブタが何者で、どこから来たのかを知る者はいない……

冒険者にぶった切られたクラーケンの触手の切れ端。海を漂った末に、ふたたびハルブレーカー・アイルに戻ってきた。復讐に燃える本体とは異なり、切れ端の方に戦意はないらしい。それよりも自由な人生を謳歌しているようだ

ブラキオレイドスを模した魔法人形。とある空賊が、ディアデム諸島で目撃された超大型の古代生物を模して造り上げた。それにしても、なぜこのような巨大生物が浮島に存在したのか……謎が謎を呼んでいる

冒険者ギルドが、エオルゼアの新生を祝して用意した魔法人形。シャーレアン出身の魔道士、クルル嬢を模している。ちなみに、フードに付けられたミコッテ族のような大きな耳は、彼女が持つある「力」を示すものらしい

アイメリク卿を模した魔法人形。とある神殿騎士コマンドが、敬愛する上官を模して魔法人形を作ろうとしたものの、あまりに不器用すぎて失敗。その姿が不憫すぎたため、教皇庁お抱えの技師がこっそり造り直したものらしい

カロフィステリを模した作者不明の魔法人形。冒険者とカロフィステリの戦いを、影から食い入るように見つめていた何者かが、迸る熱いパトスを注ぎ込んで即興で作ったもの。その後、彼は消え去る妖異とともに姿を消した……

革細工師ギルドが自然保護の啓蒙活動用に作った、サスカッチを模した魔法人形。一時の流行で需要が喚起された結果、特定の野生生物が乱獲され、絶滅の危機に追い込まれることがあると、広く知って貰いたいとのこと

ヘクトアイズから剥がれ落ちた眼球。常に全方位を見つめてきたため、一方向しか確認できない状況が落ち着かないらしい。いつか沢山の眼が生えて安心できるようになるまで、強い者と行動をともにしようと考えているようだ

東方風に着飾ったモーグリの魔法人形。トウゲン老師のお供、エンレイが、冒険者への贈り物として、ひそかに手作りしていたもの。エオルゼアで有名なモーグリをモチーフに、東方風の道士の衣装を着用させている

神社のお守りにあきて家出してしまったコマイヌの妖怪。都会のすごさに、いつも「もんげ～！」と驚いている

妖怪執事を名乗る妖怪。たいていの妖怪の情報をスラスラと教えてくれるが実は妖怪パッドを見ながら、知ったかぶりをしているだけ

妖怪の中でも、最上位とされる九つの尾を持つキツネの妖怪。火山の噴火と同じくらいの力を、いとも簡単に生み出すことができる

コマさんの双子の弟。都会に慣れない兄とは違い、すぐ都会に適応した。兄であるコマさんをいつも尊敬している

幸運を呼びよせる、めでたいヘビの妖怪。姿を隠すのが苦手で、よく人に見つかってしまうのが悩みのタネ

自分のオーラで作り出した龍のマフラーを使って戦う、妖怪ワールドのエリート妖怪。その実力は、すべてにおいてトップクラス

浮遊霊のネコ妖怪。地面から少し浮いているが性格は、地に足が着いており、とっても頼りになる。額のキズは名誉の負傷

グレードアップ版として開発されたという、最新型のロボニャン。ムダな機能をすべて排除し、美しいフォルムを実現した

伝説の放浪者「ネミングウェイ」を模した魔法人形。月に住む風変わりな民の生き残りとも言われ、各地を旅しながら出会った者に片端から「あだ名」を付けていくらしい。手にした書物には、命名した者たちの名が記されている

「青の手」が機工城の構造を学ぶために開発した教育的縮小実験機。この機体を見た者すべてが、一様に「そこに脚があったのか！」と驚くことから、教育的価値は非常に高いと思われる。素早く動く様には、どこか恐怖を感じる

サンクレッドを模した魔法人形。高地ドラヴァニアでのサバイバル生活を経て、ワイルドになって帰ってきた姿を再現している。ヴァスの塚のグナース族と取引して得た装束もよく似合っている。相棒はナッツイーター

アリゼーを模した魔法人形。いつかアリゼーが帰還した時に備え、ひそかにタタルが作っていたもの。新たな衣装のデザインを考えるのに、手元にあったマメットを着飾って練習していたらしい。製造コストが安いのが最高

古の英雄「ユウナ」を模した魔法人形。 類い希な召喚士であったとも伝えられる彼女は、世に平和をもたらすために旅に出たという。どこかオリエンタルな衣装も非常に美しい。迷わないって、決めたんだ……！

古の英雄「リュック」を模した魔法人形。 かつてある召喚士を守るために、ガードとして旅に同行したと伝えられる。突然、何かを投げつける仕草をするのは、アイテムの使い手だったという彼女を再現したもの。 な～んか燃えてきたぁ！

ムーンブリダを模した魔法人形。ウリエンジェが、失って初めて気付かされた気持ちを整理するために、ひとりこっそりと作っていたものらしい。その顔が優しげな面持ちなのは、彼に見せていた素顔を模しているからなのだろう

アーリマンの幼生体。物質界に召喚されたはいいものの、あまりにもか弱い存在だったため、すぐに猟師に捕らえられてしまう。その後、コンチネンタル・サーカスに見世物として売られたという、悲しい過去を持っている

愛と癒やしを届ける天使人形。気を失い戦闘不能状態になった者を蘇生させる魔法「レイズ」の体験者が、しばしば夢現の状態で見るという「天使らしき何か」を再現したもの。実在するか否かで、しばしば論争が巻き起こる

蒼の竜騎士エスティニアンを模した魔法人形。製作者たちの間でも、蒼に塗るべきか、赤に塗るべきか、果ては桃を付けるのかで一騒動あったらしい。結局のところ、邪竜狩りに挑む直前の姿で再現されたようだ

シャーレアンの大魔導士「クワン」が製作した魔法人形。本名「ビビ」。その身体には「時魔法」の力が秘められている。ヒルディブランドや冒険者を救うため力を使い果たしたため、現在は魔力を蓄積するため休眠中……

アルダシールが古いソウルストーンを使って製作した、人造精霊用の新しい身体。アニマウェポンを持っていない時でも、人造精霊がつねに「主」である冒険者といっしょに冒険できるようにとの配慮から作られた

七大天竜の一翼、邪竜ニーズヘッグを模した魔法人形。イシュガルドの仇敵として、千年に渡って戦い続けてきた存在らしく、小さくなっても威厳ある姿をしている。蒼の竜騎士の好敵手であることは、マメットになっても変わらない

魔獣ヘルハウンドの幼獣。異界ヴォイドで厳しい生存競争を勝ち抜いてきただけあって、幼いながらも、その眼光は鋭い。基本的に人となれ合うことは嫌うが、一度、相棒と認めた者に対しては忠実に付き従うらしい

「つつく」で上下に位置を変える、明るいスポットライト。小皺が気になるご婦人方に、クロックワークサンが大好評だったことを受けて、光の色調を調整したモデルが製作された。少し冷たい印象の光を放ってくれる

海をも渡るチョコボの子。自分では決して認めないが、泳げない。親切な誰かが溺れないようにと、浮き輪を付けてくれたらしい。だが、調子に乗って沖まで出て大漂流。助かりたい一心で食い付いたのが、釣り針だった

古の英雄を模した魔法人形。伝承によれば、白魔法と黒魔法の双方を会得しており、攻めてよし、守ってよしの万能戦士であったという。だが、一方では、攻守が中途半端であったという真逆の評価も伝わっている

魔獣フェイハウンドの幼獣。異界ヴォイドの魔獣たちと縄張り争いを繰り広げてきたため、幼いながらも、その殺気は鋭い。非常に誇り高い存在で孤独を好むが、自分の主に相応しいと認めた者に対しては、忠誠を尽くす

千年生きた妖狐の子。ただし、生まれてさほど時が経っていないため、親のように魔力を有しているわけでも、ましてや人に化けることもできない。それはつまり、ただの狐ということではないだろうか

茶虎の毛並みが愛らしい子猫。とあるリスキーモブに食べられそうになっていたところを、熟練モブハンターに救出された。名付け親でもある彼は語った。せめてこの子が助かっただけでも、よしとしよう。タロウはいずこ？

ハリセンボムの幼生体。危機を感じると大きく膨らむところや、脂分が豊富でよく燃えることなどが、西方に棲まうという伝説の妖異「ボム」に似ていることから、そう呼ばれるようになった。決してボムの一種ではない

リテイナーが手に入れた茶釜。どうやら変化の術の腕比べをしているうちに、元に戻れなくなったタヌキの子らしい。哀れに思ったリテイナーが、しばらく腕利きの冒険者の下で修行するといいと考え、連れ帰ってきたようだ

リセを模した魔法人形。暁の金庫番にして、腕利き裁縫師でもあるタタルの手によって、アラミゴ伝統の美しい装束までもが再現されている。その姿は、まるで踊り子のようだが、決して、断じて、踊り子ではない

ユウギリを模した魔法人形。烈士庵のとある人形師が、冒険者の持っていたマメットに触発されて作ったものらしい。ドマ解放を記念して生産したものが、流れ流れてクガネ奉行に献上されたらしいのだが……

ヨツユを模した魔法人形。東方地域から輸入された美人絵を見た、とある彫金師が、そこに描かれていた女性を模して作ったもの。どうやら、かつてドマで絶大な人気を誇った遊女らしく、妖艶な顔立ちをしている

グリーンワートを模した魔法人形。魔導装置との融合手術における手順を確認するための模型として作られたものらしい。そこかしこに、帝国公用語で注意書きが記されている。帝国軍の非道さを裏付ける物証のひとつ

双豹のイヴォンを模したただの人形……のはずだが、なぜか動く。調べてみても、中には何もカラクリ仕掛けらしきものは入っていない。だが、やっぱり動く。これはもう、何かが取り憑いているとしか思えない

妖異パペットキメラを模した、グロテスクな魔法人形。こんな悪趣味なデザインの人形を作るなんて、信じられないと言いかけて、作ったのが誰かを思い起こして、口をつぐむ。それが大人というものだろう

帝国軍が訓練用に製作した魔導アヴェンジャーの縮小模型。無人機である同機の配備を受ける部隊の指揮官に、その特性と有効な運用法を伝授するために用いられた。なお、帝国本国では玩具としても販売されている

セイレーン海で出会った老亀。一説では700歳以上とも言われるほど、長い時を生きてきたらしく、強力な魔力を有しており、空中を泳いで移動する。なぜか青い甲冑を見ると激高するのだが、その理由は定かではない

クロ・アリアポーを模した魔法人形。ある日、ロウェナ商会お抱えの職人が、これをそっとクロに渡し、無言で立ち去った。それを無言でご褒美のラインナップに加えるあたりに、大物さを感じずにはいられない

豪神スサノオを模した魔法人形。左手にヤタノカガミ、右手にアメノムラクモ、体内にヤサカニノマガタマの縮小模型を備えている。東方文化をこよなく愛する者たちの間で、今、ひそかに注目されている逸品らしい

雲神ビスマルクを模した魔法人形。レストラン・ビスマルクのオーナーが、雲神召喚の噂を聞き、一目見てみたいということで裁縫師ギルドに魔法人形の製作を依頼。なんだか、美味しそうな逸品として仕上がった

ドマの国主、ヒエンを模した魔法人形。帝国圧政下にあったドマにおいて、元々、キヨフサなどの武装カラクリ人形の製作を禁じられた人形師たちが、密かに反抗の意志を示すために作っていたものらしい。まこと、大義であった！

付喪神が宿った古びた人形、「ツクモ」を模した魔法人形。本物のツクモと区別するため、碧甲羅のコウジン族に合わせて緑色に塗られている。碧甲羅たちは、この人形を名産品としてクガネで売りさばこうと計画中のようだ

悪徳商人により、成犬になっても小さなままの「豆柴」として販売されていた柴犬の幼犬。だが、豆柴という犬種は存在せず、育てば大きくなることは確実。育ってから詐欺だと言われるくらいなら、すぐに逃げてやれと出奔したらしい

ウズネアカナル深層にて発見されたマタンガ族を模した魔法人形。豪奢な衣装付きで作られたのだが、宝石目当ての盗人によって、服だけ持ち去られたため現在は全裸。どことなく恥ずかしげにしているのはそのため

歴史の闇に葬り去られた、ひとりの英雄を模したとされる魔法人形。人気劇作家ジェノミス・レクセンテール氏によれば、彼こそ「イヴァリース」建国の立役者にして、真なる英雄「ラムザ」なのだというが……

どういった経緯なのかは不明だが、ロッホ・セル湖に迷い込んでいたアザラシの幼獣。とりあえず塩湖にいたから「塩」とか付けておけば、それっぽいかと思い「ゴマ塩」と名付けたものの、そもそも海に棲んでいる動物なのだった

プチアクソロトルに似た謎の両生類。釣ってきたリテイナー曰く、ウーパールーパーとのことだが、それが何語でどんな意味なのかはいまひとつ判然としていない。そもそも、何処で釣ってきたのかも、何故か教えてくれない

神龍を模した魔法人形。どうやら封印から現れる様子を再現したようなのだが、なぜか宝箱の中から現れる。この件について問われた設計担当者は、だってこうだったでしょ？と語ったというが、何を勘違いしているのだろうか……

エオルゼア同盟軍の工兵部隊が製作した、ラウバーンを模した魔法人形。表向きはアラミゴ解放の記念品として作られたことになっているが、実際は序盤の軍事作戦の失敗に対するお詫びらしい。大変、申し訳ありませんでした

溺没海で発見された巨像の欠片から作った小さな石像。世界各地で発見されている謎の石像、通称「モアイ像」を模して作ったところ、突然、動き出した。なお、口から光るリングを出しそうにも見えるが、それはできない

雪のように白い毛並みのイタチ。故郷の森で見かけた瑞獣「カマイタチ」に憧れ、弟子入りするために獄之蓋に潜入したのだが、そこで冒険者との戦いを目撃。どうせ弟子になるなら、より強い方が良いと鞍替えしたらしい

被検世界「シグマ」にて回収された魔法人形。元となった道化師「ケフカ」なる人物が創作上の存在なのか、実在した人物なのかは不明。この人形を見た暁の賢人、ヤ・シュトラは、どこかで見覚えがある気がすると語るが……

オロニル族の長兄、マグナイを模した魔法人形。伴侶を見つけることができない長兄を慮った弟たちが、男マグナイを売り込むために製法を考案し、公開したようだ。持ち味である武力を誇示するように、戦斧が付属している

白い小虎を模した魔法人形。白い小虎を真似たのであって、断じて小さな白虎ではない。ひんがしの国では、白い虎を見た者は運気が上がり、幸せが訪れるといい、この種の人形は一種の縁起物として珍重されているようだ

バルデシオン委員会の研究員が製作した魔法人形。ドラゴン型妖異「ファヴニル」の姿を模して作られている。なぜ名剣を持った姿で作られているのかは不明。製作者は「確率は低いが持っているもの」と語り、譲らないが……

ロード・オブ・アネモスの血を引く若き王子。なぜか、懐に片手棍（クラブ）を忍ばせており、気にくわないことがあると二刀流で振り回し、複数回攻撃をしかけてくる。しかし、幼生体のため力が弱く、大したダメージは出ない

東方に伝わる幻獣、狛犬を模した魔法人形。伝承では神社など、神聖な場所の守り手として語られており、多くの場合、獅子と一対で座し、悪しき者を見張るという。そのためか、自分と似た姿の存在を見ると、正対してしまう

瑞獣セイテンタイセイが神通力で作り出した幻影体。若き頃、いたずら好きの猿だったセイテンタイセイは、特別な力を得てからも、他者を欺く技を得意とした。神通力で編んだ雲に乗り、自在に空を駆け巡る

カラクリ仕掛けの自走ランタン。冒険者たちの熱烈な要望に応える形で、彫金師ギルドと錬金術ギルドが共同開発した。魔法人形の技術を応用した自走機構と、錬金術による魅惑の光源により、どこでも光を届ける

モル族の少女、シリナを模した魔法人形。アウラ・ゼラの遊牧民たちが常用する伝統的な衣装も、細部の刺繍に至るまでしっかりと再現されている。アジムステップの文化を感じさせる品として、新生祭で配布された

ドタール族の族長、サドゥを模した魔法人形。その美しさに恋心を抱きながらも、燃やし尽くされることを恐れて声に出せない、ドタールの若者たちが製法を考案したらしい。しかし、実際に作り切るだけの勇気はなかったようだ

バルデシオン委員会の研究員が製作した魔法人形。「ララフェル族」の想像上の祖先を再現したものらしい。その朱色の衣は、「バーミリオクローク」と呼ばれる高級法衣を再現したもの。魔力回復の効果があったというが……

夜神ツクヨミを模した魔法人形。複雑な経緯を経て、帝国軍に強制徴募され、なぜか捕虜交換の対象となった彫金師が、即興で作り上げた品らしい。自由の喜びがそうさせたのか、異様な愛情を以て美しく仕上げられている

機工都市ゴーグにて発掘された労働型鉄巨人。発見されたときには休眠状態だったが、余っていたクリスタルをはめ込んだところ、動き出して追従してくるようになった。聖石を動力源としていないため、危険はないはずだ

はるか彼方の異邦からやってきた小柄な獣人。火竜リオレウスを追いかけていたらしく、討伐依頼をクガネのモブハントボードに掲載した。その後、火竜の狩猟をめぐって冒険者と出会い、そのオトモになったのである

ナマズオを模した魔法人形。大鯰大祭の開催資金を捻出するために、職人ギョシンが夜なべをして作ったものらしい。精巧なねじり鉢巻とハッピは、裁縫が得意なギョレイの手によるもの。縁起物として人気のようだ

朱色の孔雀を模した魔法人形。孔雀は、飾り羽根の美しさから観賞用として人気が高いほか、毒虫や毒蛇を食べることから古来より益鳥とされ、神格化すらされてきた。それゆえ、このような人形が縁起物として人気なのだ

次元の狭間にて発見された謎めいた小型自律随伴機。ただただ人の後をつけるだけで害はない。ガーロンド・アイアンワークス社のウェッジによれば、オメガが「ヒト」を観察するために作ったものではないかというが……

「シルクスの峡間」の探索費用を稼ぐため、タタルが製作した魔法人形。モデルは、聖コイナク財団のラムブルースから伝え聞いた北洋の賢人とのこと。帰還を果たした英雄から第一世界での冒険を聞き、これを贈ることにしたようだ