守護天節の祝祭にて出会った陽気なゴースト人形。本来であれば、決して動くはずはないのだが、なぜだかどうしてだか動く。本物の幽霊なのか、あるいは何者かが人形に魔力を込めただけなのか、真相は不明である

古の英雄「クラウド」を模した魔法人形。伝説的な兵士であり、類まれなる戦闘能力を誇っていたという彼を再現するため、愛用していたとされる身の丈ほどもある剣、バスターソードも製作されている。興味ないね……

古の英雄「ティファ」を模した魔法人形。酒場を切り盛りする傍らで、巨悪と戦い続けてきた人物。格闘術の達人でもあった彼女を再現するため、ありったけの職人技が注がれている。想いを伝えられるのは言葉だけじゃないよ

トカップチから剥がれ落ちた泥の一欠片。かなり小さくなってしまったが、それでも元気に動き回れるのは、草木綱の魔物を活性化させるという神秘の泥の影響だろうか。愛嬌がある姿をしているが、泥臭いのが玉にキズ

バルデシオン委員会の研究員が製作した魔法人形。「エレゼン族」の想像上の祖先を再現したものらしい。その特徴的な上衣は、「ブルーコタルディ」という名なのだとか。ブラックじゃないところがポイントとは、製作者の談

ダルメルの幼獣。おそらく研究用に飼育されていたダルメルの1体だと思われる。属性の乱れによって、凶暴化した魔物がうろつくエウレカにおいて、奇跡的に生存していた。首は長いような短いような微妙な長さである

低級妖異グレムリンの幼体。真っ白な毛並みが美しいが、その心も純白とは言えないようで、何かにつけて罵ってくる。ただし、最近のグレムリンは飼育しやすく、光に当てても死なないし、水に濡れても増えはしない

エウレカにて発見された大型魔法生物、アブソリュートヴァーチューから剥がれ落ちたエーテル塊から再生された存在。高濃度のエーテル体であることから、スプライトなど妖精綱の魔物に近しい半生命体だと思われる

「暁の血盟」の受付、タタル嬢を模した魔法人形。クガネでの活動でお世話になった人々に贈るために、クガネの人形師に依頼して製作したものらしい。その着物には、ブキョウ産の高級絹織物が使用されている

ガレマール帝国軍が整備兵の訓練用に製作した魔導兵器アームドウェポンの縮小模型。新兵たちは、この模型を通じて魔導兵器の構造を知り、メンテナンスの方法を学習するのだという。そのため、再現度は極めて高い

紅甲羅のコウジン族を模した魔法人形。いつの日か対立する紅甲羅との和解できるようにと、碧甲羅たちが融和祈願の一環として愛情込めて作り上げた一品。かつて、ゼッキ島の鬼と恐れられた朱色の甲羅を再現している

効率よくマメットを輸送するために開発された、次世代型輸送プラットフォーム。なお、乗せられている人形には、特に仕掛けは施されていないはずだが、分離された魂が宿ったのか、夜な夜な不敵な笑い声をあげるという

かつてナッツクランに所属していた、とあるン・モゥ族を模した魔法人形。抱き心地は抜群で、綿が詰まっているかのようにフカフカ。しかし、実はン・モゥ族の陶器魔道士が、キノコの胞子と泥をコネて作ったものらしい

青龍を模した魔法人形。実物の青龍は、巨大な蛇であるが、こちらはあくまで伝承上の「龍」を模している。その姿は、奇しくも幻獣「麒麟」に似ているが、身体のどこを探しても「キリン」の文字は見当たらない

南洋風の衣装を身にまとったウソウソ。出身は東方らしいが、すっかり南洋文化に染まりきっており、身も心もアロハな雰囲気をまとっている。釣り道楽でもあるようだが、ある日、釣り船が転覆し漂流していたらしい

小さなハリネズミ。かつて近東地域では食用として捕獲されていたが、近年では、その愛らしさから愛玩動物としての地位を確立したらしい。悩みのタネは、ヤマアラシと間違えられること。特にジレンマは抱えていない

リーンを模した魔法人形。その星の海を写したかのような青すぎる瞳は、彼女が「ミンフィリア」の転生体として生まれたことを意味している。だが、長き旅と戦いの果てに、彼女は彼女としての道を定め、「リーン」の名を得るのだった

黒毛が特徴的な柴犬の幼犬。柴犬は愛らしい外見をしているが、数ある犬の中でも古い血統とされ、極めて狼に近い犬種である。古くから狩猟や番犬として利用されており、ホルミンスターでも牧羊犬として用いられていた

フーア族を模した魔法人形。他の妖精と同様に幻惑の術を得意とし、ありとあらゆる対象にイタズラを仕掛ける。となると、彼らが作ったこの魔法人形にも、何らかの質の悪いイタズラが仕込まれているのではないかとの疑いが……

アルマジロの幼体。アルマジロには、持ち歩く護身用の岩が大きいほど力ある存在として一目置かれるという習性がある。そのため、稀に尻尾では持ち上げられないほど大きな岩を選ぶ、見栄っ張りな個体が現れるのだという

ギガテンダーの若木。巨大なことで知られる種だが、当然ながら発芽直後は小さく、少しずつ成長する。この個体は、樹齢20～30年程と推定されるが、それでも若木の部類。一説では200年以上、生きる個体もいるのだとか

クリオニッドの幼生。実は巻貝の仲間で、生まれてしばらくは植物プランクトンをこし取って食べるが、やがて肉食に変じて、頭頂部の触手で獲物を捕獲するようになるという。だが、今は従順に後ろをついてくる。今はまだ……

世界初の罪喰いである「エデン」が自動生成した疑似再現体。時折、頭上に魔法陣を展開させて、破壊的な光線を放射しようとするがエーテル保有量が少ないため、必ず失敗に終わる。おそらく無害であろうとは、ウリエンジェの弁

フィソー・ラーンに現れる謎の存在。皆が、望む物を手に入れることができたのであれば、それでいいじゃないか。世の中には、謎のままにしておいた方がいいこともあるのだ、という人生に役立つ教訓を教えてくれる

オメガMを模した魔法人形。とある彫金師が「新たなる美の形」として製作したもの。作品をロウェナ商会に卸した際、作者はこう語ったという。一方を理解するには、もう一方も深く知る必要があった。これは表裏一体の美なのだ、と

オメガFを模した魔法人形。とある彫金師が「新たなる美の形」として製作したもの。どこで、その題材を知ったのか、ガーロンド社の社員が事情聴取に向かったが、作者はまるで次元の狭間に呑まれたかのように忽然と姿を消したという

エケボアの幼獣。背面が多肉植物エケベリアに似た鱗甲板で覆われており、草原で身を隠すと簡単には発見できない。尻尾の先から、蜜のような甘い分泌液を出し、虫を誘引して捕食するという極めて珍しい性質を持つ

潜水艦の操舵を担当するマメットが、暇を持て余した際にコツコツと製作していたからくり模型。まるでコバンザメのように、持ち主を追跡するのが特徴。なお、マメットが創ったマメットという存在が示す、重大性に気づいた者は少ない

番いの蝶の幻影を投射する不思議な結晶。蝶の羽ばたきが起こす撹乱のような小さな変化でさえ、あるとないとでは結果的に大きな差異を生むという説話を表現するための品ではなく、古代ロンカ帝国の神官が戯れに創った品らしい

ドワーフ族の職人が製造した小型オートマトン。動力源となる鉱物を、自動的に本体に入れる機能を持っているが、ついつい本当に入っているか心配になり出して確かめてしまう。なお、背中の巻ネジは雰囲気出し用のフェイクらしい

空飛ぶ豚に追い回される夢を見たリテイナーが、採集の合間に見つけた粘土を捏ねた結果、なぜか生じた存在。おそらく、ピクシー族がイタズラ心で「妖精のランプ」の火種を吹き込んだために、使い魔として成立したのだろう

ピクシーを模した魔法人形。リェー・メグのピクシーたちが、夢の中で仲良くなった子どもたちにプレゼントするために造った品のひとつらしい。本物と違ってイタズラを仕掛けてくることはないので、かなり付き合いやすい

灰海周辺に棲息する小動物。地面に巣穴を掘って、家族単位で暮らしており、太陽が昇ると地表に現れ、直立不動で身体を温める。海岸で修理を行っていた潜水艦に、好奇心を抱いて侵入したことで大冒険の旅に出ることに

スカイスチール機工房で製造された機工人形。元は神殿騎士団の机上演習用のコマとして造られたもので、これを地図上に並べて作戦行動を再現し、検証する軍事研究に用いられていた。常に好敵手を探し求めているらしい

リテイナーが釣り上げてきた金魚。その丸みを帯びた魚体は、ドマの金魚愛好家の手で固定化された品種、通称「ドマキン」であることを示している。ウキグモソウの種を飲み込んだことで、浮行するようになってしまったらしい

竜騎士団を辞したエスティニアンを模した魔法人形。それってつまり、無職ということなのではないかとは、考えてはいけない。竜詩戦争を語り継ぐという目的で造られ、イシュガルドの教育施設に配布されたもののようだ

ホブゴブリンを模した魔法人形。毎晩、老婆のような顔の「ホブゴブリン」なる怪物が夢に現れ、うなされ続けたリテイナーが厄払いのために自作した。これを、他人に渡すことで、悪夢を押し付けようという魂胆らしい

アインハルト家が所有する物資倉庫の暗がりで発見された三つ首の犬のような何か。クルザスは野生化した妖異が多い土地としても知られているため、これも下級妖異の類と思われる。頭が3つあること以外は、割と普通の子犬である

機械遺跡の奥深くにて発見された黒い小型機械。元々、ヨルハ機体の支援随行ユニットとして開発された存在だけに、火器を含む多くの機能が故障してしまった今でも、支援対象に追随することだけはやめようとしない

ダイダロス社製の小型玩具。同社のタロースを模し、さらに金箔を貼って高級感を演出した。そのデザインが評判を呼び、売れに売れた結果、ノルヴラント全土から金箔職人が集められたという逸話があるほどである

イル・メグにて「広域交易商ごっこ」をしているピクシー族が販売していたシロモノ。見た目としては草人にそっくりだが、こちらはなぜか動く。その正体はいったい何なのか。問いただしても、件のピクシー族はケラケラ笑うばかりである

ロンカの水蛇の化身とされる何か。洞窟遺跡の内部にて、ルリの発掘隊の前に現れ、壊れた石碑を復元すべしと伝えたとされるが、正直なところ正体は不明である。なぜか鉄冑を被っているため、薄暗い洞窟内でも安心だ

ひたすらに愛らしい小鳥。溺没海に派遣した潜水艦に、いつの間にか入り込んでいた。おそらく、操縦士のマメットが換気のため浮上してハッチを開けておいたところに飛び込んできたのだろう。繰り返すが、とにかく愛らしい

キャンプ・クラウドトップの薔薇騎兵団から送られてきた支援物資の中に、紛れ込んでいたパイッサの幼体。物資内の食料を食い荒らした罰として、調理師の助手として働くことになった。キャラメルミルクティーを作るのが上手い

アニドラス・アナムネーシスにて発見された小さなイデア入りクリスタルから再現された品。おそらく、古代人の玩具と思われるが、現代の人に比べると高身長な彼らが創った品だけに、ララフェルに匹敵するサイズを誇る

頭を増やす時代は終わった、と誰かが言った。次は足であると。だが、すでに足どころか手まで生えたサメがいたのである。それは古代の殺人兵器なのか、突然変異なのか。深いことを考えるのは止めておこう

アマロの幼体。ノルヴラントで広く騎乗用に利用されている飛行獣。ただし、まだ幼いため飛べそうで、飛べないのがもどかしい。妙に賢いため、齢を重ねれば「トゥパク・アマロ」として覚醒し、人語を解するようになるかもしれない

サルコスクスの近縁種だが、成長しても小さく性格も温厚。そのため、かつてイシュガルド貴族の間で「伝説の小人種族ララフェルのようなワニ」という謳い文句でペットとして流行したことがある。実際、小鳥を友とするほど心優しい

ドワーフを模した小型オートマトン。挨拶が苦手なロニットが、ラリホーの練習をするための相手として密かに開発したもの。それゆえ、流れるような動作でラリホーをしてくれる。なお、燃料はドワーヴンエタノールとのこと

誰を模しているのかは明らかだが、あの人は自身が偶像となることを望まないと皆が知っていた。だからこそ、それぞれが彼との想い出を偲ぶことができるようにと、ミーン工芸館の職人たちは、名もなきミステル族の魔法人形として作ったのである

魔導ヘルダイバーを模したからくり模型。同じ飛行型魔導アーマーとはいえ、スカイアーマーとは操縦感覚が大きく異なることから、機種転換訓練では、この模型を使って戦闘機動のクセを学ぶことが義務付けられているらしい

もちもちに育ったゲイラキャット。寒冷地に適応するためか、皮下脂肪を蓄えた上で、なぜか防寒着のようなものを着込んでいる。だが、これを脱がそうとしてはならない。強引に事を運べば、トラウマを抱えることになるだろう

死後の旅路における水筒として墓に供える風習があったことからも解るように、古来よりスイカは飲用水として利用されてきた。だが、スイカを持ち運ぶのは不便だ。そこでアラグの農学者は、自動追尾機能を付与したのである

千年生きた妖狐の子孫。伝説的な先祖ソウタンに弟子入りを志願するも、あっけなく断られた結果、冒険者を新たな師と仰ぐことに決めたらしい。雑食性で肉も果実も食べるが、最近は特にバーチシロップの味にご執心らしい

ダーインスレイヴを模したからくり模型。動物を模した魔導アヴェンジャーが一定の成果を挙げたことを受け、次期主力機候補のベースとして複数の生物が検討された。これは、その一環で製造された四足肉食獣型の検証モデルである

妖怪たちの頂点に立ち続け、妖魔界の行く末を導く大王。彼の中には、勇気あるひとりの少年と、絶大な力を備えた妖怪の魂が宿る

エンマ大王に仕える参謀。大王の座を降りたエンマと共に、妖魔界に潜む闇を追う。妖怪評議会の議長職は、腹心の妖怪に委ねている

地獄の小国に生まれた姫。幼いころから教育された、闇の妖術は超一流。それと引きかえに、ほとんどの感情を失っている

軍事基地深部で発見された白い小型オートマトン。「２Ｐ」を模したかのような姿をしているが、特に敵対してくる様子はないため、ひとまずは安全だろう。なお、未知の技術で作られているらしく、動力源なども一切不明である

メルトール海峡周辺の海面で見かけられる巨大海水魚、モモラ・モラの幼魚。もういらないと思ったときに限って釣れるとして、漁師たちの伝説となった。しかし、嫌わないでほしい。モモラ・モラは、あなたと旅がしたいだけなのだ

ガイアを模した魔法人形。永遠の理想郷として創造された空間の中で発見された。あるいはそれは、ミトロンがアログリフを想い、その転生体を模して創ったものかもしれない。その意味では失われた約束の欠片と言えるだろう

グンヒルド・ディルーブラムの地下遺跡群にて発見された魔法仕掛けの玩具。その姿は、闘神セイブ・ザ・クイーンに良く似ている。古代ボズヤ人が、アラグの軍勢から民を護った女王の姿を讃えて作ったものであろうか

トリケラトプスの幼体。有毒植物を食べてしまい倒れていたところを、ディアデム諸島を視察していたオールヴァエル・ド・アインハルトが発見。連れ帰って介抱したところ、人に懐いたという。心優しき者の後を付いて回る賢さを秘めている

リェー・ギア・ダンジョンに現れる謎の存在。誰かが望む物を手に入れたとき、ビーバーが現れる。ならば、あなたが富を求めて宝の地図を手にした時、この出会いは約束されていたのだ。だから細かいことを、深く考えるのはやめておこう

オオアリクイの子。小さな蟻を大量に食べることで成長し、やがてララフェルを凌駕する巨体を手に入れることになる。ある地域では、頻繁に出稼ぎ労働者の男たちを殺害することから、ウィドウメイカーと呼ばれ恐れられているらしい

とても賢いイルカの子。あるシャーレアンの生物学者によれば、イルカは、この星で2番目に高い知性を持つ生物だという。事実、この子も星に迫る危機を察知し、脱出方法を探して冒険者に付いていくことにしたようだ

この謎めいた四角錐の物体は、南方大陸の神話に登場する「永遠」を意味する古の丘「ベンベン」を象徴する記念物らしい。巨大石造墳墓の頂に据えられていたはずのシロモノだが、なぜか遠く離れた海の底で発見された

旅先で焚き火を熾すための石組み一式。焚き火は、夜の闇を払い人の心に安らぎをもたらし、寒さから逃れる術を与えてくれる。だが、焼きマシュマロを作ること以上に、重要な焚き火の使い道はないと考えられている

女王グンヒルドを模した魔法人形。その手には「放浪の末、私は新たな愛を知った。しかし、我が愛は儚い光と共に消えてしまった」と記された紙を握っていた。この偏執狂的な作り込みには、どことなく見覚えがあるが……